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マルチブランド|MGReの機能紹介 ♯11

こんにちは!
メグリでコンテンツ制作を担当している、永井です!

今回は、MGReのアプリ内で複数のブランドを取り扱えるオプション機能「マルチブランド」について紹介します!

・そもそも、マルチブランドってなに?
・何ができるの?
・1つのアプリ内に複数ブランドのページを設けるのと、ブランドそれぞれ
にアプリを作るのはどっちがいいの?

など、マルチブランドを選ぶ上で浮かぶ疑問にお答えできればと思います!


マルチブランドとは

マルチブランドとは、アプリ内にある複数の「ブランド」コンテンツの中から、ユーザーがフォローしたブランドの情報のみを表示させられる機能のことです。

特定のブランド顧客に他の自社ブランドを提案するきっかけになるので、複数ブランドを展開する企業におすすめな機能です。

なお、名前がマルチ“ブランド”ではありますが、切り分け方の自由度は高く、業種別や商品別、キャラクター別などさまざまな切り口があります。

人気な商品ジャンルに合わせたり、全く異なる業態の展開店舗によって分けたり、好きなキャラクターだけをフォローできるようにしたりと、顧客のニーズに合わせて活用できます。

マルチブランドの3つのポイント

マルチブランドの特長は大きく分けると3つあります。


ポイント1. ユーザーが選んだブランドのコンテンツだけを表示

マルチブランドでは、複数あるブランドのコンテンツをすべて表示させられますが、ユーザー視点では「関心がないブランド」の情報が表示されることはストレスになることがあります。

興味のないコンテンツがプッシュ通知などで沢山届いてしまうと、アプリ利用に対するモチベーションが下がったり、アンインストールの動機につながることもあります。

そのような事態を避けるために、マルチブランドには「フォロー(お気に入り登録)」機能が実装されているため、ユーザー体験を損なわずに複数ブランドの情報を1つのアプリにまとめられます。

ユーザーは、アプリをインストールしたタイミングで「お気に入りブランド」を選択でき、選択したブランドのコンテンツのみが届くようになります。

ユーザーにとっては、欲しい情報のみが届くため、アプリに対するネガティブな印象を抱きにくいです。


ポイント2. 登録ブランドによるセグメント配信ができる

マルチブランド機能を活用すると、ブランドのフォローユーザーをグループ化して、セグメント配信ができるようになります。

使い方は簡単で、MGReの管理画面からコンテンツを新規作成する際に、画像のように「ブランド」という配信対象が表示されます。そのラジオボタンを押して、対象ブランドを選択するだけです。

セグメント配信をする際の管理画面のスクリーンショット

ブランドごとのセグメント配信が行えるコンテンツは、以下の6つです。(※2023年8月28日時点)

<セグメントを使える機能>


ポイント3. 選択ブランドはいつでも変更可

マルチブランド機能によってユーザーが登録したお気に入り(フォロー)ブランドは、いつでも変更可能です。

趣味趣向やライフスタイルの変化とともに利用ブランドが変わっても、アプリはいつまでもユーザーに寄り添い続けます。

機能のメリット

マルチブランド機能を活用する上でのユーザーと企業それぞれのメリットは、以下の通りです。

ユーザー側

・アプリをいつでも自分好みにカスタムできる
欲しい情報のみを表示できる

企業側

・ブランド毎のアプリを制作する必要がなく、コスト削減になる
・顧客のライフステージや好みの変化に合わせた情報発信ができる

マルチブランドはどんな企業に合うの?

この記事をお読みいただいた方の中には、「複数ブランドを持つ企業は皆マルチブランドにした方がコスパがいいのではないか?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
端的に回答すると「コスパだけを優先するならYES、顧客のことを考えるならNO」です。

どういうことかというと、マルチブランドには相性のいい企業とそうでない企業があるのです。

この記事の締めとして、マルチブランドがおすすめな企業と、あまり向いていない企業の違いをお伝えします。

◎マルチブランドがおすすめな企業:

まず、マルチブランドと相性のいい企業は、以下に当てはまる企業です。

・顧客のライフステージに合わせたブランドを複数展開している
・業種や商品が大きく異なり、同じユーザーが複数ブランドを横断して使う可能性がある

たとえば、主に女性向けのブランド展開をしており、「10~20代の若者向けブランド」「20~30代の大人向けブランド」「30~40代でライフステージの変わりやすい女性向けブランド」など、顧客の年代やライフスタイルの変化によってブランドターゲットが切り分けられている企業はマルチブランドの価値を発揮しやすいです。

1人の顧客がいずれ利用ブランドを変えたり、複数のブランドを同時に利用する可能性があるため、マルチブランドで1つのアプリにまとめても顧客の取り合いになりにくいのです。

マルチブランドを上手に活用されている事例があるので、ユースケースが気になる方は以下の記事もお読みください!

×マルチブランドをおすすめできない企業:

マルチブランド活用によるメリットを享受しにくい企業の特徴としては、以下の2つがあります。

・ブランドごとの世界観や顧客の趣味趣向が大きく異なる
・1つのブランドで全年齢をフルカバーできてしまう

こちらも例を挙げると、MGReのお客様の中に、複数ブランドで個別にアプリを制作されている企業様がいらっしゃいます。
この企業様は趣向性の大きく異なるスポーツブランドを複数展開されていて、それぞれのブランドが全世代をフルカバーできるようになっています。

ブランドの世界観にも違いがあり、アプリの設計やデザインもそれぞれ最適なものが変わってきます。

このように、「好きなスポーツ」や「アウトドアか、タウンユースがいいのか」など、顧客の好みが大きく異なる場合、ユーザーにとっては同じアプリで複数のブランドのコンテンツを見られるメリットがありません

このことから、上記2つに当てはまる場合には、マルチブランドでのアプリ制作ではなく、各ブランドで独立させたアプリを作る方がユーザー体験が高まりやすいです。

まとめ

マルチブランド機能についておさらいをすると、以下の3点になります。

  • ユーザーが自分好みにアプリをカスタムでき、いつでもブランドを変えられる

  • 登録ブランドごとのセグメント配信ができるようになる

  • マルチブランドが合う企業と、導入しても価値を発揮しにくい企業がある

「自社にはマルチブランドが合うのだろうか…?」と気になった方は、メグリの担当者までお気軽にご相談くださいね。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!!


▼MGReの機能やプロダクトの特徴については、以下のマガジンで紹介しています!

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