プッシュ通知|MGReの機能紹介 ♯6
こんにちは。
メグリ株式会社でコンテンツ制作を担当している、永井です。
会員証から始まり、第6弾となった「MGReの機能紹介」シリーズ。
今回は、アプリ導入のきっかけになることも多い「プッシュ通知」について解説していきます!
<この記事でわかること>
そもそもプッシュ通知とは何か
プッシュ通知を活用するメリットって?
MGReのプッシュ通知機能の3つのポイント
そもそも「プッシュ通知」とは?
プッシュ通知とは、顧客の端末に直接メッセージを通知できる機能のことです。
ユーザーがアプリを開いていなくても、デバイスにアプリアイコンとメッセージが表示されるため、自社の存在を思い出してもらうきっかけになります。
最近では、画像や動画を通知画面に表示させる「リッチプッシュ」という通知方法もあります。
活用メリット
プッシュ通知の活用メリットには、大きく分けて3つあります。
リアルタイム性が高い
匿名のユーザーにも送れる
アプリを直接開ける
1. リアルタイム性が高い
プッシュ通知の最も大きなメリットと言えるのが、リアルタイムに見てもらいやすい点です。
メールは受信ボックスを見に行かないとわからず、DMはアプリを開かないと見られませんが、プッシュ通知は送ったタイミングですぐに見てもらえます。加えて、通知はロック画面でも表示されるので、ユーザーから気付いてもらいやすいです。
プッシュ通知のリアルタイム性の高さは、ブランドがメールからアプリにマーケティングの軸を置き換える、大きな動機の一つでもあります。
2. 匿名のユーザーにも送れる
プッシュ通知の2つ目のメリットは、通知の許可さえしてもらえれば、メールアドレスやアカウント名といった顧客の個人情報が無くてもメッセージを届けられる点です。
たとえば、メールは顧客のアドレスがわからないと送信できません。
一方で、プッシュ通知はアプリのダウンロードさえしてもらっていれば、メッセージを届けられます。
「とりあえずクーポンがもらえるから、アプリをダウンロードしてみた」
そんな温度感の顧客へのコミュニケーション手段として、プッシュは重宝されます。
3. アプリを直接開ける
プッシュ通知では、通知メッセージをタップすることで、該当するアプリを速やかに立ち上げられます。
Webサイトやメールのお知らせからアプリを直接開くことは難しいケースが多いので、アプリの施策はプッシュ通知を活用するとよいでしょう。
他チャネルからの案内に比べて、シームレスに見てもらえるためユーザー体験の向上に繋がります。
メリットを活かすには、通知をオンにしてもらう必要あり
ここまでプッシュ活用のメリットを3つお話してきましたが、これらのメリットを享受するためには、プッシュ通知を許可(オン)にしてもらう必要があります。
特に、iOSやAndroid13以降のOSでは、プッシュ通知がデフォルトで不許可(オフ)となっているため、通知オンへのハードルは高くなっています。
そのため、顧客がプッシュ通知を受け取りたくなるようなコミュニケーションを継続して、通知を許可し続けてもらうことがカギとなります。
プッシュ通知機能の3つのポイント
ここからは、本題であるMGReのプッシュ通知機能の特長を3つ紹介します。
ポイントは、以下の3つです。
セグメントで情報の出し分けができる
自由な遷移先
追加料金は無し、使いたい放題
1. セグメントで情報の出し分けができる
MGReのプッシュ通知機能では、セグメント活用をすることで、それぞれのユーザーに合わせた発信を自由に行えます。
この仕様がなぜ強みなのかというと、プッシュ通知は顧客の目に留まりやすい一方で、認知されやすいがゆえに疎まれやすい側面を持ち合わせているためです。
他の連絡手段と比べて注目されやすいあまり、発信する内容と需要にミスマッチがあれば、簡単に通知オフを選ばれてしまうのがプッシュの難点です。
そして、一度通知オフ設定にされると、再びオンに戻してもらえる可能性は低くなります。
セグメント配信を活用することで、発信内容をユーザーごとにカスタマイズできるMGReのプッシュ通知は、ユーザーとのミスマッチを防ぎやすくし、通知オフにされるリスクを最小限に抑えます。
「セグメント自体がよくわからない…」という方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて読んでみてくださいね。
2. 自由な遷移先
MGReのアプリでは、プッシュ通知の遷移先として、以下の2つを選べます。
アプリ内の任意の画面
任意のWebページ
「アプリの中の任意画面」への遷移には、ディープリンクという仕組みを利用しています。
ディープリンクとは、簡単に言うと、モバイルアプリ内の特定の画面に直接リンクできるURLのことです。
たとえば、アプリの中の商品閲覧ページや会員証画面に直接飛ぶことができます。
このディープリンクが設定されていないアプリの場合、以下の画像の通り、選べる遷移先はアプリのホーム画面のみとなります。
ディープリンクの有無の違いをWebページでたとえると、もともとトップページにしか飛べなかったところが、特定の記事に飛べるようになるようなものです。
(noteを例にとると、https://note.com/ にしか飛べなかったものが、https://note.com/saiyou_mgre/n/ne3bca9757af6 といった下層ページに直接アクセスできるようになるイメージです。)
このディープリンク、一見簡単そうな仕組みに見えるかもしれませんが、実はアプリの裏側に画面を一つひとつ定義して、リンクを作って…といった手間暇が必要です。
アプリによっては、このような配慮がされていないことがありますし、もしフルスクラッチ開発(オリジナルでアプリを自作する開発方法)であれば、このディープリンクの設定をゼロから行う必要があります。
実装には知識もコストも要するので、初めからこのあたりが配慮されている点はMGReのプッシュ通知の大きなポイントです。
3. 追加料金は無し、使いたい放題
アプリによっては、プッシュ通知を送る件数やセグメント活用の有無に応じて、追加費用がかかる場合があります。
ですがMGReでは、積極的にアプリを活用いただきたい思いから、通知件数やセグメント有無による追加料金はいただいていません。
制限なく自由に機能を使えるため、マーケティング活動にどんどん活かせます。
ただし、あまり頻繁に送りすぎると、ユーザーから疎ましく思われてしまい通知オフにされてしまう原因となります。最適な頻度での発信をしていきましょう!
まとめ
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます!
プッシュ通知をざっくりまとめると、以下の4点になります。
プッシュ通知はリアルタイム性が高く、ブランドを思い出してもらいやすい
アプリインストールさえされれば、個人情報不要でメッセージを届けられる
任意のアプリ画面に遷移できるため、顧客を迷わせず移動の負担も軽減
通知件数、セグメント活用による追加費用はかからず自由に使える
MGReのプッシュ通知についてもっと知りたい方は、以下ボタンよりメグリ担当者までお声がけ下さいね。