テレワーク環境をさらに充実させるために買ったもの
こんにちは、メグリでプランニングを担当している篠キチです。
1年半くらい前にこんな記事を書いてました
その後も相変わらずテレワーク主体で仕事してるんですが、先日自宅の作業環境を大幅にアップグレードしました。
というのも、いままではダイニングテーブルに椅子を持ってきて、モバイルモニターを使って仕事してたんですが、
子どもらから「リビングでU-NEXT(主にアニメ視聴用)が観られない!」 というクレーム
家族帰宅後に仕事しにくい。特に副業の作業は業務時間外にやるのでその作業環境を変えたい
昼間に1人しかいないのにデカいリビングで仕事してると冷暖房効率が悪い
などなど、いろいろと出てきましてこれらの解決を図ることにしたという経緯です。
寝室の隅に60cm x 150cmくらいのスペースがあって、これまではここにキャスター付きのデカい本棚を置いて大量の本を所蔵してたんですが、そこを作業場に改装することにしました。人生初の書斎的なものかもしれません。
で、だいたいできあがったのがこんな感じです
ちなみに机の横にあるラック的なもの、IT機器じゃないので細かいことは書きませんが、ニトリのNポルダです。突っ張り棒とラックの組み合わせみたいな製品。
組み立ては意外とパーツ多くて苦労しましたが、突っ張り棒の機構が効いてて安定してます。
モニター
まず一番大きな買い物はこれです。LGのモニターを買いました。
これを選んだ理由として一番大きかったのは、65WまでのUSB PD(Power Delivery)に対応していたことで、これのおかげでUSB-Cケーブル1本でモニターとの接続と電源供給が完結することです。
メグリの仕事ではM1搭載のMacBook Pro、プライベート & 副業ではM2搭載のMacBook Airを使っているんですが、どちらも本体つなぐだけでACアダプタ不要なのは便利。
といいつつ、USB-Cで電源供給とディスプレイ出力をするにはそれなりのケーブルが必要です。少なくともディスプレイ出力に対応してるタイプじゃないと話にならなくて、そのへんに転がってるUSB-Cケーブルならなんでもいいわけじゃないので注意が必要です。
ちなみにこのLGのモニタにはHDMIケーブルは入ってますが、USB-Cのケーブルは入ってません。
あとはU-NEXTとか観まくりの子どもらと21世紀にもなってTVのチャンネル争いみたいなことをするのも不毛なので、NetflixとかYouTubeとかをこのモニター単体で観られることも選択ポイントに。さらにAirPlayやMiracastにもこのモニター単体で対応しているのもポイントになりました。
31.5インチだと大きすぎなんじゃ? って思うかもしれませんが、動画視聴用と考えるとこれくらいあったほうがいいですし、あと個人的にあんまり細かい文字は見え辛くなっておりますのでこれでいいんです(断言)
僕が選んだ機種はいわゆるディスプレイアーム的なものが標準でついていて自由に動かせるタイプなんですが、いっしょに調達した机にクランプで設置するのに結構苦労しました。
クランプで挟み込むには幅が足りなくて、当て木をする形になっています。たぶんあまりよくない設置方法。
実際に設置してみたらそんなにアームを動かしたりしなさそうな気がしてきたので、こっちの普通に足がついてるタイプの方がラクかもしれません。安全だし。
机とみせかけたコタツ
次の大物はこれ。机。実はコタツです。布団なしタイプ
リビングと違ってこの作業スペースには床暖房とか気の利いた設備はなく、部屋も北向きなので冬は極寒です(エアコンはある)。
最初は普通のデスクを買ってパネルヒーターとかを別で調達しようかと思ってたんですが、この製品をみつけて「これ、パネルヒーター付きデスクじゃん」と即決しました。見つけてくれたのは奥さんですが。
僕が買ったのはUSB・コンセントタップがついてないバージョンなんですが、ついてたほうが便利かなという気もします。
↓はついてるバージョン。でも仕様がちょっと違ってて、別売りのこたつ布団がある。ヒーターもファン付きなので布団ありで使う前提かも。そのへんはお好みで。
ヒーターがついてるとはいえ冬は床が冷え冷えなので何か敷いた方がいいと思いますが、そろそろ暖かくなってくる(はず)ので、そのあたりは来年考えようかなと思ってます。
モニターライト
これは一通り機器の設置が終わってから追加しました。というのも、このスペース自体が部屋の隅にあるので照明の位置的に完全に逆光で、Zoom会議などの顔色悪すぎ問題が発生しそうなことがわかったからです。
いわゆる女優ライト的なものを買おうかとも思ったんですが、モニターライトのほうが見た目スマートだし、これでも十分にオンライン会議用のライトとして事足りるという記事を見かけたのでヨドバシで買ってきました
どうやらモニターライトの元祖はBenQらしいんですが、元祖だけあってなかなかお高い。
僕が店頭でこの製品を選んだのは、モニターの縁が狭くても干渉せずに設置できそうな形状だったことと、ほとんどのモニターライトの消費電力は5WでUSB経由だと1Aの出力が必要なものが多いのに、この製品は3.5W(0.7A)で済ませられるという点です。
モニター周りのケーブルをすっきりさせたかったので、このライトはモニター横のUSB2.0端子から電源供給するつもりだったんですが、この手の端子だと0.5Aくらいしか期待できないと思ったので、1A必要だと若干不安だなと思っていました。
実際その繋ぎ方で使ってみて、いまのところちらつきなどもないですし快適に使用できてます。
ちなみに机の左手前のほうにある丸い物体はこのライトのリモコンで、明るさや色調整、ライトのON/OFFがこれで行えます。便利。
このあと買うかもしれないもの
これでだいたい作業環境は整ったんですが、個人的にウェビナー登壇とかの機会がたびたびあって、そのたびに設備の整ってるオフィスに出社しています。
これを機に自宅からも配信できるように環境整備しようかと思っていて、具体的には
Webカメラ
有線LANケーブル と USB-CのLANアダプタ
→ 以前から使ってるこれで済ませることにしました有線のマイク
あたりを追加調達しようかと思ってます。
追記:買いました
Webカメラ
これを買いました。
予想通りモニターライトとの干渉が苦労した点で、結局ライトの本体自体に引っかける形で設置しました。
写真だと完全にライトの一部を覆っている感じに見えますが、座っている位置からだと上部を少し隠す程度でほとんど問題にはならない感じ。
あと、ライトの電源を取っているUSB-Cのケーブルがカメラの土台に干渉しちゃうので、ケーブルのコネクタ部分がL字になってるやつに交換しました。
これは3COINSで300円でした。電源取るだけなんで安いので十分だと思ったんですが、それにしても安い。
実はWebカメラは買い直してます。最初に買ったやつは4K対応をうたっているもっと性能のいいやつだったんですが、設置した当初から画面の暗い感じが微妙だなと思っていて、結局10日くらいでなにも映らなくなってしまったという。
映りが悪かったのはたまたま買った商品の調子が悪かっただけかもしれませんが、4K解像度で映すにはレンズの明るさが足りないんじゃないか? という印象もあったので、必要以上に解像度のスペックが高いのをやめて、必要十分なレベルに落としてみようと選び直したのが今回のBrio100です。
ロジクールのアプリをMacに入れないと、フリッカーレスの設定が変えられなかった(東日本は50ヘルツ、西日本は60ヘルツに設定しないと、電灯とかの影響でカメラの映像がチラつきます)のはちょっと手間でしたが、それ以外は特に不満もなく画質も十分です。
マイク
ウェビナー用に買いました。
会社でオーディオテクニカのもう少し安い別の製品を使ってて、音質とかには満足してたんですが、この製品を選んだ理由はマイクホルダーのクリップ部分にケーブルをくるっと回すことができるようになってたこと。
服にクリップ止めするときに、たぶん普段シャツとか着てる人はいいんですが、僕の場合は会社のロゴが入ったパーカーやTシャツを着るので、会社で使ってたタイプだとマイクの向きが思った方向にならずに難儀してました。ケーブルをこういう感じに取り回せると、そのあたりが改善します。
あとMac本体のオーディオ端子は以前のiPhoneとかに同梱されてたEarPodsとかが使えるように4極タイプになっているので、マイク単体でつなげる場合は3極に変換できるこういうアダプタがいります。
おまけ
ちなみに前回の記事でヘッドホン(イヤホン)について書いてたんですが、結局SONYのWF-1000XM4を買い直しました。
しかし、買った2週間後くらいに後継機のXM5が発表されたという…orz
XM4もその前バージョンのXM3もいい製品ですし、実際使ってて不満ぜんぜんないので、少しお安くなってるのでこちらでもいいかも