会員ランク|MGReの機能紹介 ♯14
こんにちは!
メグリでコンテンツ制作を担当している、永井です。
今回は、MGReアプリの人気機能「会員証」と組み合わせて使われている「会員ランク」について紹介します。
会員ランクは顧客の購入・来店状況に合わせてランク分けができる機能で、顧客が今いるステージに合わせた接客やサービスに活かせるため、リピーター育成に一役担います。
新規ユーザーがなかなか定着しない
顧客ロイヤリティを高めたい/リピーター比率を上げたい
既に会員ランクを導入しており、アプリにも同じ内容を実装したい
このような方にはおすすめの機能となっているので、当てはまる方はぜひご一読くださいね!
それでは、会員ランクについての詳しいお話をしていきましょう。
会員ランクとは
顧客を購入金額や購買回数等によりグループ分け(ランク付け)できる機能です。
顧客をランク分けすることによって、顧客への適切なコミュニケーションに活かしたり、ロイヤルカスタマーの割合を可視化したりできます。
会員ランクの名称(レギュラー、ゴールド等)は自由に設定でき、券面やゲージカラー等のクリエイティブも個別に変更可能です。
機能の特徴
会員ランク機能の特徴には、【1】既存の会員ランクをそのままアプリに反映できることと、【2】自由な券面設定の2つがあります。
【1】既存の会員ランクをそのままアプリに組み込める
外部システムとの連携により、既存の会員ランクをそのままアプリに引き継ぐことができます。
つまり、すでにECやCRMなどの会員システムでランク分けを導入している場合、アプリが既存のものに合わせにいけるのです。既に浸透しているオペレーションのまま進められるので、アプリの導入時に顧客やスタッフが動揺してしまう心配もありません。
会員ランクについては実際に活用されている事例があるので、以下の記事も見てみてくださいね。
【2】券面は自由に変更でき、物理カードの意匠を引き継げる
冒頭でも少し触れましたが、MGReでは会員ランクに合わせて会員証の券面を変えられます。
券面はいつでも変更できるので、「シーズンに合わせて特別なデザインを用意し、ちょっとしたお楽しみ要素として券面を活用する」といった使い方もできます。
メリット
会員ランクを導入するメリットは、大きく分けて2つあります。
【1】顧客の購買モチベーションアップ
アプリはリピーター向けの施策ということもあり、MGReの導入企業様はロイヤルカスタマー育成を目的とするケースが多いです。
会員ランク自体、顧客のリピート率向上やファン醸成のために存在している機能でもあるので、「またお買い物したくなる」ような仕掛けとしてぴったりです。
具体的には、「次のランクまであと〇〇ポイント」といったように、あとどのくらいでランクアップに到達できるかを顧客に伝えます(※)。
そうすることで、顧客のランクアップに対するモチベーションを高めたり、買い物することを楽しんでもらう動機付けになります。
実際に、導入企業様からはこのような声が届いています。
※ポイントシステムとの連携が前提となります
【2】ロイヤルカスタマーの割合を可視化できる
ロイヤルカスタマー育成をミッションとする場合、アプリユーザーのうち、上位ランクの顧客がどのくらいいるのかは気になるところではないでしょうか。
MGReでは、管理画面の中で会員ランク別のユーザーの割合を確認できるため、アプリユーザーの傾向を把握したり、ECと比較したりなどマーケティングに活かせます。
こちらも、導入企業様から届いたリアルな声を紹介します。
顧客をセグメンテーションできることが、この機能で得られる最も大きな恩恵といえるでしょう。
施策例
最後に、会員ランクを活かしたコミュニケーション例を紹介します。
会員ランクごとに適切な施策内容は変わるので、ここでは3つに分けて解説していきます。
上位ランクの顧客に「還元」する施策
中間ランクにいる顧客の「ランクアップ」を促進する施策
一番下のランクの顧客に向けて「リピート促進」をする施策
【1】上位ランクの顧客に「還元」する施策
上位ランクに還元する施策の例としては、
ポイント付与率を最も高い水準に上げる
上位会員限定のクーポンを配布する
VIP顧客限定のセールやイベントに招待する
会員証の提示時に、店員から「いつもありがとうございます」など感謝を伝える
などのやり方があります。ロイヤルカスタマーを大事にしたい、またその数を維持したい企業におすすめです。
【2】中間ランクにいる顧客の「ランクアップ」を促進する施策
中間ランクの顧客については、ロイヤリティを高めるための取り組みが大切です。
より多くの来店や購買をしてもらえるように、限定クーポンを配布
ランクアップをした際にインセンティブを渡す
店員から接客時に「あと〇〇円でランクアップする」と購入を後押しする
上記のような施策が考えられます。ランクアップ時の成功体験を積んでもらうことで、ブランドをより好きになるきっかけづくりになります。
【3】一番下のランクの顧客に向けて「リピート促進」をする施策
まだランクアップをしたことのない一般会員(下位ランク)については、
早い段階で成功体験を積めるように、ランクアップのハードルを下げておく
会員登録時にポイント付与やクーポン配布をすることで、次に買い物をする動機付け
このランクはECで言うところの「F2転換※」に近い段階なので、まずは次回の購買がしたくなるような働きかけが効果的です。
ブランドによって顧客の特性は変わるため、上記や下図を参考にしつつ、自社に合う施策を考えてみるとよいでしょう。
※F2転換:初回購入の顧客が2回目の購入をすること。「F」はfrequency(頻度)の略。
まとめ
会員ランクは、本来大切にするべき顧客を見える化し、会員という切り口(セグメント)からコミュニケーションをカスタマイズできる機能です。
今回の記事でお持ち帰りいただきたいポイントは、以下の3点です!
会員ランク名やビジュアルは自由にカスタマイズできる
顧客の購買モチベーションを引き出すきっかけになる
会員ランク自体をセグメント化し、マーケティング施策に活かせる
リピーター育成に課題のある方や、顧客のファン化を促進したい方にはぜひ活用いただきたい機能なので、気になる方はメグリの担当者までお問い合わせくださいね!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
▼MGReの機能については、以下のマガジンで紹介しています▼