DroidKaigi2022に参加しました!
こんにちは、メグリ株式会社でAndroidエンジニアをしている増田です。
10/5から3日間(最終日のみハンズオンで別会場)にわたって東京ドーム付近のプリズムホームで開催されたのですが、久々のオフラインイベントということもあり、かなり多くの方が見えていました。
Day3に関しては諸事情で参加できずDay1~2のみの参加でしたが、どんな様子だったのか、簡単ではありますがお伝えしていければなと思います!
会場の様子
入場すると、ネームプレートやたくさんのノベルティをいただき、写真にはないですがその他数多くのノベルティもありました👁️
セッションの様子
続いて、印象的だったセッションについての簡単な総括です。
印象的だったセッション
1つ目
1つ目は株式会社Mobility Technologies 駒井覚さんの「アプリエンジニアとQAチームがデバッグ機能の改善に取り組むぞ!」のセッションです。
弊社の現状と、以前のMoTさんの状況がリンクしている部分(機能が増えるにつれリグレッションテストの項目数が肥大化してしまう問題に対応できていなかったetc..)があり、
かつデバッグ機能は前々から話が挙がっていたものの、なかなか着手できない状況が続いてしまっている中で、実際にどう向き合って解決したのかの過程を知ることが出来て、とても為になるセッションでした。
また、上がってきた要望はペイオフマトリクスを用いて影響度や実装難易度を数値化した上で優先度づけをおこなっていて、優先度付の検討においてかなり有効だと学ばせていただきました。
地道でも良いので、デバッグ機能の実現に向けてインタビューなど、やるべきことを着実にやっていかないとなと改めて実感しました。
2つ目
2つ目は株式会社メルペイでエンジニアリングマネージャーを担当されているmicchieさんによる「あらゆる変化を受け入れながら働きつづける 〜 介護・学業編」です。
このセッションはAndroidについてではなく、実生活に紐づく仕事とプライベート(介護・学業)との向き合い方についての話でしたが、今まで考えることもなかったことを考えるきっかけとなるとてもいいセッションでした。
登壇されていたmicchieさん自身のエピソードや、ご経験から来る知見を交えながら今回多くの方が直面するであろう「介護」についてのお話が特に印象に残っています。
正直馴染みのない話と思っていたのですが、聴いていくうちに介護はこの先必ず考えなくてはいけない命題で、今突然訪れるかもしれないと認識を改めましたし、今から考えるのでも遅くはないはずなので、まずは両親がどう考えているのかを知るために対話をしてみようと思います。
Androidとは関連ありませんが、こういった内容のセッションを聴く事ができるのもDroidKaigiの魅力ですね。
3つ目
最後はオイシックス・ラ・大地株式会社のtk-masudaさんによる「移りゆくデファクトスタンダードにチームとしてどう追従するか」です。
このセッションは確かに・・という共感の連発だったような気がしたのですが、特にデファクトスタンダードの定義の中の
「既存の課題の解決に役立つものであり好奇心からくるものではない。取り入れるべきかどうかは極論個人の主観(or チーム内の個々人の主観的な合意ありき)での判断となる」
という言葉が特に印象的でした。
Android界隈でもあらゆるデファクトスタンダードがあり、弊社でもある分野でデファクトスタンダードに追従した方がいいのでは?という共通認識こそあって話が上がったりすることは多々ありますが、
追従する or しないことによって生じるメリット・デメリットを言語化できていないことにも気がつけてとても大きな収穫になりました。
コスト面の問題や時間的な制約もあるかもしれませんが、「デファクトスタンダード」に追従すべきとチーム内で合意が取れた場合は、先の1つ目に挙げたデバッグ機能の作成の段階で試してみるのが良さそうと感じました。
まとめ
いつもとは異なる環境が良い影響を与える?のか、オフラインで様々な方と対面でコミュニケーションを取ったり、外で作業したりするのは良いものだなと実感できましたし、普段聴けない話も聴くことで新たな視点を学ぶ良いきっかけとなりました。
これを契機として、チーム内では月1集まってオフラインで作業しようという話も上がったりしています。
また今回、いろいろな障壁がある中でカンファレンスを開催・運営してくださったスタッフやスピーカーの方々をはじめ関係者の皆様のおかげで、とても有意義な時間を過ごすことができました。
また来年も開催されましたら、是非参加させていただきたいなと思っています。
ありがとうございました🙇♂️